こだわりが減るとき

例えば、この新幹線に乗らないといけない、他のことにこだわっていられない。

そんな時は、いったんこだわるモードを解除して、新幹線に間に合う行動を最優先する。

ということは、こだわる余裕があるときは、こだわってしまうということなんだろうか。

あるいは、ひどく疲れている時。こんなことにこだわっていれば、命の危険があるかもしれない、そう思うときなどは、意識的に、こだわらないようにしている気がする。

でもいつも、いつもそんな氣分でいるわけじゃない。では何かやりようがあるだろうか。

ひとつには、これは、今やっておかないと、明日だとどうなるかわからないそんな氣持ちになれば、なんとしてもやろうとするのではないか。

たとえば、自分の命がそう長くないことがわかったとすれば、考え方はがらっと変わるだろう。しかし、いつまで生きさせてもらえるのかわからない、そう思っているときは、こだわりが顔を出す。

あるいは、ひどく寒くて死にそうなとき、ダウンジャケットのデザインにこだわる余裕はないだろう。とにかく生きられるもの、暖かい物を選ぶだろう。なんなら、デザインなどどうでもよくなるだろう。

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