ここはこじんまりとした図書室。
でも、いろいろな種類の本がある。
おもしろいのは、普段なら手に取らないような本を気軽に手に取って読むことができるところ。
町の本屋とは違う魅力がある。
今日、最も印象に残ったのは、原爆の絵と題した本だった。
その中に、焼けただれた皮膚の母親が子ども二人を抱いて、子どもは母親の傍に寄り添う絵があった。
3人とも死期が迫っているとの説明があった。
母親と子どもの絆は普遍的なテーマと思わざるをえなかった。
公民館の図書室には、自分の偏りを是正する効果があると感じた。