先日、雨が降っていた。
傘をさして、近くのスーパーへ買い物へ行った。
スーパーに入るとき、傘をたたんで、傘用のビニールの袋へ入れる。
そのとき、雨の水分が手についてしまう。
そして、スーパーの中のトイレで手を洗う。洗おうとする。
そのとき、ふと思った。
雨は、汚いものなんだろうか。
雨粒を集めても、飲めないのだろうか。
なぜ、手を洗わないといけないのだろうと。
それとも傘が汚いと思っているのだろうか。
傘の何が汚いのか。
通常は、商品をぬらしてはいけないということから、水分を拭き取ったりする。
ちょっと考えてみる。
そもそも、僕は何を汚い物と考えているだろう。
土は汚いもの?葉っぱは汚いもの?だとするとなぜ?
それらに、病気の原因となるような、微生物、ウイルス等が存在する可能性があるから?
すると、どうやら身体にとって危険なものを、汚い物と考えているようだと気づく。
しかし、改めて考えてみると、この自然界に汚いものなどあるのだろうかとも思う。
自分がきれいだと思えば、それはきれいなもの。
自分が汚いと思えば、それは汚いもの。
それなら、自分で決めているだけなのかもしれない。