恒例の朝散歩
照りつける太陽を横目に、いつもの公園まで歩く。
まだ朝の6時台だというのに、たくさんのセミが鳴いている。
ふと思う。セミにとっては、いや自然の存在にとっては、この時間は決して早い時間ではないのだろうと。昨日の日が沈んでから、今日の朝の6時頃まで、夏とは言え、かなりの時間が経っている。
朝の空気はすこしひんやりしている。最近は連日晴れていて、昼間の外は灼熱の世界となっているのに。
砂漠の空気のように、月の表面のように、光が当たらなくなるとやはり気温は下がるようだ。
帰り道、家への階段を登る。
今日もよく晴れている。