先日、あることをきっかけに団扇の風を体験するという企画を考えた。
と言ってもなんのことはない。ただ団扇をあおぎ、その風を体験する、それだけだ。
ただし、団扇には「両面」があるので、片面ずつあおいでみて、風の感じ感じ方がそれぞれ違うかどうか、それとも違わないかどうかを調べる。
結果、風の感じ方に違いがあった。これは自分の思い込みではないと思う。
目をつぶって、団扇を適当に回転させ、どちらの面かわからないようにしてあおいでも、どちらの面であおいだかわかるからだ。
なぜわかるかというと、片方の面は、涼しいひんやりとした風、もうひとつの面はすこし生あたたかい風だったから。同じ部屋であおいでいるので空気は共通のはず。違うのはうちわの柄くらいだろうか。自分のあおぎ方はそれほど違いはないと思っている。何度やってもその違いを体験することができた。
そこにデザインされている内容により、団扇から生まれる風に違いが出るということだろうか。
ごく普通のありふれた団扇。あるスポーツジムの宣伝・広告が載っている団扇である。ただし片面ずつのデザインは違っている。
ちなみに僕は、涼しいひんやりとした風が好きだと思った。