ある朝いつものように近所の公園へ朝散歩に出かけた。
でもいつもより感覚は研ぎ澄まされていたように感じた。前日からのプチ断食の影響だろう。
公園に植えてある樹の、その形や、冬でもギザギザしたボール状の実が付いてる様子を観察した。それらができてくる過程に少し思いを馳せることができた。
どれだけの時間がかかったろう。人間にはできないだろうと思った。
また、カラスが飛ぶのを見て、なぜ存在しているのか不思議に思った。飛べる生物と飛べない生物がいるのはなぜなのか。そもそも人間はなぜ存在しているのか。
公園からの帰り道、家に向かう階段で、こうやって手足が動かせることも、とてもすごいことなのだろうと思った。